バイトの面接でどうしても緊張してしまう、という人は少なくありません。
面接担当者の質問も緊張でうまく答えられないと悔しい気持ちになってしまうもの。
では、そういった緊張とどのように向き合えばいいのでしょうか?ただ解決するだけでなく、面接で緊張とうまく付き合う方法を考えてみましょう。
そもそも緊張は悪いものではない
そもそも、なぜ緊張したくないのでしょうか?
質問にうまく答えられないから、かっこ悪いから、理由はさまざまですが、実はそこまで気にする必要はないのではないでしょうか。
緊張が志望している証拠として伝わる
緊張というのは自分と相手がいてはじめて成り立つものです。
たとえば、
- 相手によく思われたい
- 失敗してかっこわるいところを見せたくない
- 自分はミスらない人間だと証明したい
などです。
この理由は、言い換えれば面接官によく思われたいから発生するもの。
つまり、緊張は応募先への志望の強さという見方もできるのです。
緊張感のない面接にならなくて済む
たとえば、面接に慣れてどんな人を相手にしてもうまく喋れるようになったとします。
それは言い換えれば、緊張感のない面接になる可能性もあるのではないでしょうか。
緊張してうける面接より、緊張していない面接のほうが合格しやすいといったデータはどこにもありません。
緊張が悪い印象になることはない
逆に、自分が面接官だとして、緊張している応募者を面接していたとします。
応募者に対して悪い印象を抱くでしょうか?ほとんどの人は、もっとリラックスしていいよ、と思うのではないでしょうか。
つまり、自分が思うほど緊張は面接においてマイナスなものではないのです。
それでも緊張を減らしたいなら
それでも、緊張しすぎるからすこしはかるくしたい、という人もいると思います。
ではいくつか、緊張と付き合うための方法を考えてみましょう。
緊張する理由を理解する
実は、人は緊張する理由をちゃんと理解することで、緊張しづらくなるということがわかっています。
緊張する理由はここまでで説明したように、面接の担当者によく思われたいからです。
自分のアピールポイントを整理したり、伝えるべきことをしっかり頭にいれておくことで「よく思われる」目的は達成できるかもしれません。
そうすると緊張する理由が1つ減り、当日はすこしリラックスしながら面接をうけることができるかも。
ひたすらイメージトレーニングをする
面接で失敗するのが怖くて緊張してしまっているのなら、ひたすらトレーニングするのも1つの手です。
スティーブ・ジョブズも人前でプレゼンをするときは、実は裏で完璧すぎるほど準備をし、膨大な時間をかけて練習をしていたと言います。
面接も同じで、されるであろう質問をしっかりまとめ、自分は何を言うべきなのかを事前に整理しておけば、緊張してしまう理由がなくなります。
家を出てから面接までの緻密な予定をたてる
当日の流れがわからないことで緊張してしまうこともあります。
そういう場合は、当日何時に家を出て、何時に面接会場につき、なんて挨拶をして、どんな面接をする、といった一連の流れを繰り返しシミュレーションすることで気持ちが安定することがあります。
人間はわからないことに不安を抱きがちで、それが緊張になることもあります。そういう場合はひたすら考え抜くことも解決法になります。
よくある緊張解消法はあまり効かないことも・・・。
インターネットで検索すると、温かいものを飲んで見る、ツボを押す、自分にエールを送る、瞑想をする、などといった緊張の対処法が出てきます。
ですが、実際のところあまり効果があるという話は聞こえてきません。
現実逃避するのではなく、緊張としっかり向き合うことが、面接をうまくこなすための秘訣といえるのではないでしょうか。