バイト体験談に関する記事一覧

アルバイトをしていてこんなことがあった!

お仕事をしていると良いことも悪いこともあります。そんなエピソードをエッセイとして書いてもらいました。お仕事の今ままで知らなかった意外な一面を、かいま見ることができるかもしれません。

老舗パン屋のアルバイトをしていたら、いつのまにか結婚することになっていた話

老舗パン屋のアルバイトをしていたら、いつのまにか結婚することになっていた話

「おじいちゃん、今日は俺の嫁がお客さんから笑顔がいいって褒められたんだよ」 「おじいちゃん、俺の嫁にも醤油を渡してやってくれよ」 吐き気がした。なぜ好きでもない人の嫁を演じなければならな...
どうしようもなければ逃げ出せばいい。昭和の親方の下で電気工事のバイトをした話

どうしようもなければ逃げ出せばいい。昭和の親方の下で電気工事のバイトをした話

「ちくしょう! ちくしょう!」と私は壁を殴りながら泣きわめいていた。 ただただ悔しかった。 もう建設現場には、二度と足を踏み入れるまい。そう心に誓った。 電気工事のバイトを...
台湾ワーホリで日本語教師のバイトをしていたら、生徒がいなくなってしまった話

台湾ワーホリで日本語教師のバイトをしていたら、生徒がいなくなってしまった話

一人、また一人と生徒が減っていく。 1月の寒い季節だというのに、わたしの背中を冷や汗がだらだらと伝った。 震える手でホワイトボードマーカーを強く握り締めた。グラグラの膝を叱咤しつつ、...
NHKのADバイトで「ひょっこりひょうたん島」のディレクターに怒鳴られた話

NHKのADバイトで「ひょっこりひょうたん島」のディレクターに怒鳴られた話

「お前、いい加減なヤツだな」「馬鹿野郎!今何時だと思ってんだ!」ナベさんの怒声がまた飛んでくる。 ケアレスミス、ちょっとした遅刻。やる気とは裏腹に、仕事は失敗だらけだった。ストップウォッチ...
「今日もタカシはやって来る」大学生だった私がコンビニバイトで学んだこと

「今日もタカシはやって来る」大学生だった私がコンビニバイトで学んだこと

「は? 温めないでスパゲッティー食ったらガビガビだろ。何言ってんだよ!」 と彼は言い捨てた。私は一瞬フリーズしたが、すぐに我に返り「そうですよね、申し訳ございません」と引きつった笑顔で答え...
今でもあの和歌を思い出す 〜巫女さんバイトの裏表〜

今でもあの和歌を思い出す 〜巫女さんバイトの裏表〜

『包めども包めども 隠れぬ人の魂は 身より余れる光なりけり』 几帳面に四角く整えられたきんつばは、薄く透けた衣の下にぎっしりとあんが詰まっているのがわかる。半分に割るとぷっくりとした艶々の...
別府のゲストハウスバイトで風呂掃除をしていたら大変なことになった

別府のゲストハウスバイトで風呂掃除をしていたら大変なことになった

私はお風呂の床をブラシで念入りに掃除していた。 「Whoa!! Oh my gosh!」 源泉掛け流しの風呂に響き渡る甲高い声の衝撃を、私は生涯忘れることはないだろう。
日雇いアルバイトでイラクへ行った。そこで見た地獄

日雇いアルバイトでイラクへ行った。そこで見た地獄

私たちを乗せた飛行機はパキスタンのカラチ空港で給油し、二十時間ほどのフライトでバグダッド空港に着いた。 タラップを降りたとたん、私は激しい息苦しさを覚えた。
スーパーの惣菜バイトをしていたら友人が万引きで捕まった話

スーパーの惣菜バイトをしていたら友人が万引きで捕まった話

「お前、人間失格だな」 万引きで捕まった上田に私は言った。彼とはそれ以来会っていない。
居酒屋「あすなろ」とヤクザと私

居酒屋「あすなろ」とヤクザと私

橘さんはヤクザたちに向かって、「あんたら、九州のはしか犬って聞いた覚えないか?」と訊いた。
郵便局の仕分けバイトの話 〜昭和の思い出〜

郵便局の仕分けバイトの話 〜昭和の思い出〜

ニワトリのような動きをする挙動不審な自称リーダーは、仕事が早く終了すると「今日の作業時間は〇時間〇分〇秒だから」と何かに憑依にされたように、誰彼構わずしゃべりかけていた。
暗証番号を間違えすぎて大晦日に蕎麦を手売りしないといけなくなった話

暗証番号を間違えすぎて大晦日に蕎麦を手売りしないといけなくなった話

寒さがこれほど人を惨めな気分にさせるのだと、その日初めて知った。寒空のなか、かじかんだ指先はものに触れる感触もよくわからなくなっていた。 大晦日の夜、私は全財産たったの1000円で正...
変人たちの集まる治験バイトでなぜかちょっとだけ人生を学んだ話

変人たちの集まる治験バイトでなぜかちょっとだけ人生を学んだ話

卑屈で劣等感のかたまりだった僕は、治験バイトでなぜかちょっとだけ人生を学んだ。
「一度でいいから親父と一緒に酒が飲みたかった」 〜硫黄島での食堂バイト体験記〜

「一度でいいから親父と一緒に酒が飲みたかった」 〜硫黄島での食堂バイト体験記〜

圧倒的な睡眠不足だが、どうしても眠れない。 耳をつんざくような戦闘機のエンジン音は体の内側を揺らされているようで眠りにつくことを許してくれないのだ。
「私がやるしかない!」 〜英語オンチだった私が一歩を踏み出せたリゾートバイト体験談〜

「私がやるしかない!」 〜英語オンチだった私が一歩を踏み出せたリゾートバイト体験談〜

ガッターーーーン!!!!!! お父さんが椅子蹴り飛ばして立ち上がった。物凄い剣幕で怒っている。 スタッフに中国語を話せる人がいると分かってお父さんの怒りは更に勢いをました。今にも殴り...
「これじゃあ、作文の延長線上だ」 〜出版系ベンチャー会社で小説家を目指した僕のバイト体験談〜

「これじゃあ、作文の延長線上だ」 〜出版系ベンチャー会社で小説家を目指した僕のバイト体験談〜

会議室の扉が開いて、一人の老人が入ってきた。 膝下までのロングコートを着て、チャコールグレーのハットを被り、目元は薄い色のサングラスで覆われていた。 その人がFriday元編集長のマ...
ホストクラブに潜入するバイトをしたら、友達がドハマリして大変だった話

ホストクラブに潜入するバイトをしたら、友達がドハマリして大変だった話

「無料でホスト行ってみない?」 ぬめっとした黒髪のおっさんが言った。 何も知らない女子大生の私は答えた。 「えっ、行きたい!」 それがパンドラの箱だったとは知らず...
「一緒に絵本を選んで欲しい」 〜本屋さんでの私の初めてのアルバイトの話〜

「一緒に絵本を選んで欲しい」 〜本屋さんでの私の初めてのアルバイトの話〜

その女性はメモ帳を私に見せた。 “芽依ちゃんは動物好き 犬を飼いたがっている 春太くんは仮面ライダーが好き 将来の夢はヒーロー 薫ちゃんは、お歌を歌うことが好き まだ話せないが...
ただの女子大生だった私がコールセンターのアルバイトでちょっとだけ強くなって世界を知った話

ただの女子大生だった私がコールセンターのアルバイトでちょっとだけ強くなって世界を知った話

「校長先生!」 電話を切る数秒前、とっさに口から出てしまった。 相手は沈黙。間違いなく怪しいだろう。不安に思わせて申し訳なく思えてきて、慌てて付け加える。
「よろしくね、タケル君」 〜障害児対応レスパイト・ケアのバイト体験談〜

「よろしくね、タケル君」 〜障害児対応レスパイト・ケアのバイト体験談〜

レスパイト・ケア。 障害児を持つ親にちょっとした休憩を提供するアルバイト。
「可愛い、人形みたい」〜本当の私は誰なんだと悩んだサロンモデルのアルバイト体験談〜

「可愛い、人形みたい」〜本当の私は誰なんだと悩んだサロンモデルのアルバイト体験談〜

不自然に大きな目と、小さすぎる顔、そしてまるでローラーで伸ばしたかのようなすらっとした足。 人形は全てを持っているけれど、中身は空っぽだ。 悩んだ末にたどり着いたアイデンティティとの...
「調理・接客、時給1,500円。まかないあり。ときどきヤクザが来店」〜私の地元の寿司屋バイト体験談〜

「調理・接客、時給1,500円。まかないあり。ときどきヤクザが来店」〜私の地元の寿司屋バイト体験談〜

この言葉を聞いて以来、私は絵里さんを目指すことをやめた。 タイプがまるで違うのに、彼女を目指すのは無理な話だとようやく気がついた。
「あいつを絶対入れるな」 〜スパイ扱いされた私の出口調査バイト体験記〜

「あいつを絶対入れるな」 〜スパイ扱いされた私の出口調査バイト体験記〜

「マスコミには答えません!」 と激昂し、私にファイルをつき返すと車に乗って出て行ってしまったのだった。 私は彼女が少しだけ記入したファイルを手に、呆然と見送るしかなかった。
大学図書館で万引!?「本泥棒」を捕まえろ 〜私の図書館バイト体験談〜

大学図書館で万引!?「本泥棒」を捕まえろ 〜私の図書館バイト体験談〜

この時期、盗犯担当も兼ねている私たちアルバイトは図書館のカウンターで自分達の試験の勉強をしながら、警戒態勢にはいっていた。 私たちアルバイトは本を持ち出そうとする学生をひそかに三つのレベル...
両手首骨折し記憶喪失。それでもバイク便のアルバイトが大好きだった

両手首骨折し記憶喪失。それでもバイク便のアルバイトが大好きだった

そんなシゲさんの予感が当たったのである。 バイク便のアルバイトを始めて、そろそろ半年が過ぎようとしていた。 その日は朝から雨が降っていた。