バイトをするにあたって避けてはとおることのできない面接、どんなことを聞かれるのかドキドキしますよね。
とくに学生ではじめてのアルバイトのときは緊張するでしょう。
この記事ではそんなみなさんの疑問に対して参考になるように、面接のときに聞かれやすい質問事項をまとめました。
どんな答え方をしたらいいのだろうと心配な方は、ぜひこの質問・回答を参考にしてみて、希望のアルバイトに採用になったらうれしいです。
応募理由・志望動機
まずどのアルバイトの面接でも必ず聞かれるといってもいいのが、応募理由です。
応募理由に関しては、しっかり答えられるようにあらかじめ考えておきましょう。
時給や通勤時間などの条件面ばかりアピールするのではく、接客業であれば「お客さまと接することで自分を成長させていきたい」、事務系であれば「こまかい作業が得意なので、いかせると思いました」など、説得力や意欲を感じさせる回答を考えておきましょう。
これまでのアルバイト経験
これまでどんなアルバイトをしてきたのかもよく聞かれる質問です。
これについては経験があれば、業務内容についても簡単に伝えましょう。
○○の経験があるので、今回のどういった業務にいかせることができると思います、と具体的なスキルを答えることができればさらに好印象でしょう。
アルバイト経験がない場合でも、「経験はありませんが、早く仕事を覚えて頑張りたいと思います」など熱意を伝えることができれば好印象です。
辞めた理由
以前にアルバイトをしていた場合、やめた理由も聞かれるかもしれません。
人間関係が悪かったなど、前の職場のネガティブなことは言わないほうがいいかもしれません。
「忙しくて学校と両立できなかった」などやむを得ない理由であれば、正直に伝えましょう。
また、「前のアルバイトは~でできませんでしたが、今回は~をがんばります」などポジティブな受け答えができれば大丈夫です。
学校の様子や部活動
学生の方がアルバイトの面接をうける場合、学校の様子や部活動のことを聞かれることもあります。
これはどれぐらいシフトに入ってもらえるか、状況を把握したいという目的があります。
あまり深く話す必要はありませんが、時間やスケジュールなど、シフトに関係するようなことは伝えておきましょう。
通勤手段・家からの距離
実際にアルバイトをするときには必ず確認が必要になることですし、しっかり時間の管理ができているのかをチェックする質問でもあります。
事前に調べて、正確な時間・通勤手段・ルートを言えるようにしましょう。
勤務時間や勤務開始日、何ヶ月ほど働けるか
可能な勤務時間・開始日、何ヶ月ほどはたらけるかなども想定される質問です。
あらかじめ自分のスケジュールを確認して、どれほど働くことができるのかを具体的に答えられるようにしておきましょう。
「もっと働けないか」「もっと早くから勤務できないか」といわれることもあるでしょう。
そこでキッパリ断ったり、あいまいな返事をするのではなく、「~日から~日まではテストがありますが、そのあとからであれば大丈夫です」というふうに動かすことのできないスケジュールを伝え、できるかぎり調整しようという意欲を見せると、印象がよくなります。
長所・短所
自分の長所・短所を教えてくださいと言われることもよくあります。
あまり面接慣れしておらず、自分自身のアピールの仕方が分からないといった人もいるでしょう。しかし、人には何かしら短所・長所があるはずです。
そんなに深刻にならずに「短所は少しせっかちなことろですが、お仕事を通してしっかりものごとをやり通せるように努力します」などポジティブな印象を与えるような受け答えができればOKです。
希望の職種
ファミレスなどキッチンとホールといったように複数の職種がある場合、希望の職種はありますか?と質問されることがあります。もし希望の職種があれば伝えましょう。
しかし状況によっては、希望の職種ではなく別のお仕事をお願いされるかもしれません。そういったときは、「あとで希望の職種にかわることは可能ですか?」など聞いてみることもできるでしょう。
しかし希望していない職種でもいざやってみるとおもしろさを感じることができるかもしれません。
積極的な姿勢を見せると、印象もよくなるでしょう。
競合や近所の同業種を選ばなかった理由
応募先の近くに同業の他社・他店舗がある場合、なぜ他ではなくここに応募したのかと聞かれることもあるでしょう。
お店独自のカラーにひかれた、シフトなど条件面が希望に合ったなど、あらかじめ答えられるように考えておきましょう。
バイト面接でよくある答えづらい質問・回答集
面接をしているとやはり答えづらい質問もあります。
ここではよくある答えづらい質問・回答を集めてみました。ぜひ参考にしてみてください。
テスト期間中などは勤務できますか?
テスト期間中などは勤務できますか?と聞かれることもあります。
学生さんにとってテストはとても大切なもの、バイトによっておろそかにはできません。
しかし単に断るだけでなく、「いつ~いつまでは勤務が難しいですが、何日からであれば出勤できます」など、スケジュールを明確にしておくことは重要です。
あまりに長期間抜けられるのはお店も困ってしまいますが、学生さんにはテスト期間があるということは承知のうえです。
しっかりと予定を伝え、テスト後はがんばりますなどと意欲を見せましょう。
希望と違う職種でも平気ですか?
希望の職種を伝えていた場合、希望の職種以外の仕事をしてほしいと頼まれることもあり、職場の状況によっては仕方ないこともあります。
希望している仕事でない場合であっても、やってみると意外とやりがいを感じられる場合もあります。
積極的な姿勢を見せることができれば、この人と一緒に仕事したいとなるかもしれません。
他店舗のヘルプなども可能ですか?
チェーン店の場合、他店舗にヘルプに行くことも可能ですかと質問される場合もあります。
「このお店ではたらきたいのに、他にいくのはいやだなあ」と思うかもしれませんが、あまり印象がよくないのでそこは志望の強さによってどう返事するかを考えるのがオススメです
また、忘れがちなのが自宅からの交通手段や通勤時間にもよる、という点です。
ヘルプ先の店舗がある場所による、という前提を忘れずに受け答えをしましょう。
なにか質問はありますか?
基本的に面接では、最後に質問がないかを聞かれます。
この場合、質問がないと意欲がないとみられることがあるため、できるだけ質問は事前に用意しておきましょう。
どうしても質問がない場合は、ただ「ありません」というのではなく、「詳しく教えていただいたので、大丈夫です」など、ていねいに答えると、とても印象がよくなります。