指定された面接の時間に遅れないためには、なるべく早く面接が行われる場所に到着しておきたいと多くの人が考えるでしょう。
しかし、早すぎる時間に面接会場に着くと相手に迷惑をかけることになってしまいます。
この記事では、何分前に面接会場を訪れるのが適切なのかを解説します。
職場の最寄り駅には15分ほど前に着くとGOOD
アルバイトの面接に行く場合、一般的には15分前に最寄り駅に着くのがいいと言われています。
これは面接前の緊張や、人身事故などのトラブル、道に迷った場合のリスクなどを考えた場合に適切な時間が15分だからです。
緊張のリラックス、道に迷うことを考えると15分前がベスト
15分前に最寄り駅に着くと、緊張をほぐしリラックスするための時間をとることができます。
事前に用意しておいた面接のメモなどを読むこともできますし、イメージトレーニングをする時間もあります。
指定の時間よりも早く面接が行われる場所の近くにいると、面接前にリラックスの時間を取ることができます。
また、道に迷ったりした場合も落ち着いて対処する時間があります。なれていない場所で行われる面接だと、地図だけではたどり着けないこともよくあります。
余裕があれば事前に下見をするとなおよし!
より万全な状態で面接をうけたい場合は、事前に下見をしておくのがおすすめです。
自宅から面接が行われる場所まで、どれぐらいの時間が必要なのか、実際に自分の足で通って一度確認しておくと、面接の当日にあせることがなくなるでしょう。
早く着いた場合でも必ず5分前まで待つこと!
余裕を持ちすぎて早く面接会場についてしまった場合でも、応募先に伺うのは必ず面接開始の5分前まで待ちましょう。
あまりにも早く訪問してしまうと、面接の準備が整っていないということがありますし、面接をしてくれる人は面接以外の仕事をしていることもあります。
バイト面接に遅刻しそうになったときは
面接に遅れないように入念に事前の準備を済ませても、不測の事態で面接に遅刻してしまうことは十分ありえる話です。
もしも、何らかの理由で面接時間に間に合わないということになった場合も、諦めないで冷静に対処しましょう。
遅刻がわかった時点ですぐ連絡
面接に遅刻することがわかった場合は、すぐに面接先に電話を入れるようにしましょう。
メールなどで遅刻をすることを伝える人もいますが、メールはすぐにチェックしてもらえる可能性が低いので避けたほうが安全です。
電話ではまず、どうして遅刻するのか、どのぐらいの時間に訪問することが出来そうなのかを相手に伝えるようにしましょう。
そうすれば、相手から何らかの指示があるはずなので、それに従うようにしましょう。
電話をするときのコツは、素直に状況を伝えて謝罪することです。このときの伝え方によって印象が180度変わります。
相手に良い印象を与えられれば、面接の時間や日程を変更してもらえたりすることもあります。
ついたらまず大きな声で謝罪
この電話での対応が上手くいき、面接時間などを変更してもらって面接を受けることできた場合は、面接の冒頭で遅刻してしまったことに対する謝罪の言葉を口にするようにしましょう。
これをしておかないと面接官に「遅刻したことを何とも思ってないのか」などと思われてしまう可能性があります。
面接の時間や日程をずらしてもらうことができた場合は、面接時にそのことに対するお礼を口にするのも大切です。
バイト先についたらまずどうする?
面接先に到着したら後は面接だけ、というわけにはいきません。
まず誰に話しかければいいのか?どれくらいの時間がかかるのか?、実際の会場でしかわからない疑問もあるものです。
ここでは、面接先に到着してから、面接に案内されるまでの基本的な流れを説明します。
まずは従業員に挨拶
面接先を訪問してはじめにするべきことは挨拶です。
受付をしている方、あるいは従業員に丁寧な挨拶を行い、面接のために尋ねましたということをしっかりと伝えましょう。
そうすると相手から待つ場所や面接を行う部屋などの案内があるので、その指示通りに行動しましょう。
面接に案内されるのを待つ
面接に来たことを伝えると、面接場所へと案内されます。
ただ、この面接する場所はバイト先によってさまざまです。店舗の中であったり、近くのお店に移動してから面接を行うなど様々な場合があります。
どこで面接が行われてもいいように、しっかりと心の準備をしておきましょう。
いざ面接!
案内されたら、あとは面接を受けるだけ。
面接のやり方は、面接官やバイト先によって違いがありますが、意識しておく重要なポイントは相手の質問をしっかりと理解して応対することです。
たとえば、よく聞かれる質問などを事前にイメージトレーニングなどをしておくと慌てることなく応対できます。
面接時間は職種によって様々、面接後は予定を空けておくと安心
面接にかかる時間は面接先や、職種によってさまざまです。
10分程度で終わることもあれば、1時間以上の時間をかけて面接が行われる場合もあります。
面接が終わる時間が示されている場合には問題ありませんが、どれぐらいの時間が必要なのかはっきりと分かっていない場合には、面接後の予定は空けておくと安心です。
接客業や飲食店の場合は30分前後
接客業や飲食店の場合、大体30分前後の面接が行われることが多いです。
この面接時間の間に積極的にアピールしておきたいことは、コミュニケーションの能力です。
接客業は人と接するのが基本となるため、コミュニケーションの能力があることをアピールすることが出来れば採用される確率が高くなります。面接の中で元気で明るい受け答えを意識しましょう。
塾講師や家庭教師の場合は大体1時間前後
塾講師や家庭教師などの面接時間は、大体1時間前後が目安となります。
塾講師の面接では勉強に関することだけではなく社会常識をしっかり持っているかなどの基本的なことが問われています。
そのため、面接に挑むときには遅刻をしない、挨拶をしっかり行う、清潔感がある服装をするなどといった基本的なことに守るようにしましょう。
ITや事務仕事の場合も大体1時間ほど
ITや事務仕事の面接時間の目安は、大体1時間ほどですが、場合によってはそれ以上の時間がかかることもあります。
これらの仕事でよく質問されることは、志望動機や自己PRなどに加えて、パソコンがどのぐらい使えるか、具体的にどのようなスキルを持っているかなどを聞かれます。
面接先によってはかなり色々なことを質問されることもあるため、かなり数多くのことを聞かれることを想定しておくのが、長い面接時間を突破するためのコツとなります。