バイトの面接時には、いくつかの持ち物が必要とされます。
ぎりぎりになってからあわてないように、こちらで必要な持ち物をチェックしておきましょう。
面接を乗り越えるための便利な持ち物を用意できれば、よりバイトに受かりやすくなるかもしれません。
この機に適切な持ち物をそろえて、自信を持って面接に挑戦できるようにしていきましょう。
事前チェックによって失敗をなくせれば、バイト面接は楽しいものに変わるかもしれませんよ。
バイトの面接時には、不測の事態に備えてあらゆる持ち物を想定しておく必要があります。
これからバイトの面接に挑む場合は、こちらで事前チェックを行って必要な持ち物をあらためて確認してみましょう。
ぎりぎりになってから準備を始めると思わぬ失敗を引き起こす可能性があるので、なるべく早めの準備が重要となります。
余計なミスで面接を台無しにしないためにも、この機に持ち物に関するポイントや知識を習得してみてはいかがでしょうか。
バイト面接に必要なものチェックリスト
バイトの面接には、いくつかの定番アイテムが存在します。
まずは以下のチェックリストから面接の必需品を確認して、いつでも対応できるようにまとめておきましょう。
特に準備に手間取るものは少ないですが、万が一に備えてチェックリストのアイテムを常備することにこしたことはありません。
これさえ忘れなければ大丈夫、逆にいえば忘れると大きな失点になってしまうものなので、しっかりと準備をしておきましょう。
筆記用具・メモ
面接時に必須ともいえるのが、筆記用具とメモです。
何か別の書類に記入したり、その場で仕事についての簡単な説明を受けることもありえるので、必要最低限のペンとメモは持っておきましょう。
筆記用具くらいなら面接の場で借りることができるかもしれませんが、きちんと準備してきている方が相手に好印象を与えられます。
むしろ筆記用具すら持ってきていないことを、マイナスに評価する採用担当者もいるかもしれません。
仕事へのやる気をアピールすることにつなげるためにも、持参の筆記用具は間違いなく準備しておくようにしましょう。
履歴書
履歴書は、あなた自身を相手に紹介する重要なアイテムです。
持参するようにいわれたのなら、忘れずに持っていくようにしましょう。
また履歴書の記載はバイト面接の当日ではなく、余裕を持って早めに済ませておくのもポイントです。
なかには面接が始まるまでの間に書きあげればいいと考えている人もいるかもしれませんが、それでは履歴書を丁寧に書くことはできません。
面接時の印象を悪くしないためにも、履歴書の準備は最初に進めておきましょう。
持っていく際には履歴書が折れ曲がったりしないように、クリアファイルなどできちんと防備しておくのも忘れないでください。
履歴書不要と言われたら?
バイト面接のなかには、履歴書が不要とされるものもあります。
しかしその場合は履歴書の代わりに別の記入用紙を利用する可能性があり、結局は自分の情報を書き込むことになるかもしれません。
その際に履歴書があるとスムーズに記入を進めることができるので、不要の場合も手ぶらではなく、とりあえず履歴書は持っていくといいですね。
たとえば練習に使用したものや失敗したものでもかまわないので、自分の情報をまとめた履歴書は持ち物に加えておくといいでしょう。
履歴書を持参して助かることはあっても邪魔になることはないため、万が一に備えておくことがおすすめです。
印鑑・通帳
面接がスムーズに進んだ場合、その場でいくつかの書類に捺印することがあるかもしれません。
そんなときのためにも、あらかじめ印鑑は持参しておく方が無難でしょう。
同じように給与の受け取りに必要な通帳も、持ち物に入れておくとバイトの契約を結ぶ際に便利です。
口座番号や銀行の支店番号は間違えると大変なので、きちんと確認できる通帳を持っておくことがおすすめされます。
少しでも早くバイトをしたいと考えているのなら、印鑑と通帳は最初から持ち物にふくんでおきましょう。
身分証明書
面接に応募してきた人があなたであることを確かめるために、身分証の提示を求めるバイト先も多いです。
たとえ持参するようにいわれていない場合も、最低1つは身分証明書を持ち物に入れておきましょう。
基本的に顔写真が付いているものの方が重要視されるので、運転免許証や学生証などが身分証明書として適任です。
身分証明書を持たないと不審がられたり、常識のない人と判断されたりする場合もあるので、普段から持ち歩くのがおすすめされます。
特にバイト探しをしている間はいつどんなタイミングで身分証明書が必要となるかわからないので、しっかりと準備をしておきましょう。
時計・腕時計
面接までの時間を確認するためにも、時計は必ず持っていくようにしましょう。
スマホの時計でも時間をチェックできますが、面接の会場で頻繁にスマホを見ていると「バイトに真剣ではない」という印象を与える可能性があります。
少しでも面接時に不利となることを避けるためにも、時間の確認は腕時計で行うことがおすすめです。
また腕時計はバイト先までの移動時間を正確に計るためにも使えるので、採用後スムーズに職場に通う際に便利となります。
腕時計はプライベートでもたくさんの使い道があるので、持ち物をそろえるこの機に購入を考えてみてはいかがでしょうか。
面接対策のメモなど
バイトの面接に挑むのなら、事前にいくつかの対策を行っていることでしょう。
そんな面接対策をまとめたメモなども持参していくと、安心して本番にのぞむことができます。
緊張や焦りを緩和することにもつながるので、なるべくなら何か1つ気持ちが楽になる面接対策メモを持っていきましょう。
面接時にしたい質問や疑問点をいっしょにまとめておくのも、熱心さをアピールすることになるのでおすすめです。
終わってから後悔することのないように、面接時に必要な情報や対策方法はメモにまとめておくといいでしょう。
その他指定があったもの
面接の予約をしたときにバイト先から指定された持ち物があったのなら、必ず準備をしておきましょう。
伝えたことを守れないと大きなマイナス点となるので、指定されたものだけは絶対に忘れないようにしてください。
場合によっては忘れたことで面接が進行しない可能性もあるため、その時点で不採用が決まってしまうかもしれません。
わざわざ指定したということは、その面接でその持ち物は間違いなく使用するものなのです。
上記の定番アイテムばかりに気を取られてうっかり忘れることのないように、指定された持ち物は最初に準備をしておきましょう。
あるといいかも!バイト面接時に便利な持ち物
上記では必須に近い持ち物をご紹介しましたが、あらゆる事態を考えると、以下のようなアイテムも持ち物に加えたくなります。
より面接を上手にこなすためにも、必要に応じて以下のようなアイテムをチェックしてみましょう。
面接に直接は関係しなくても、自分のコンディションを万全にするような持ち物は、より合格への確率を高めることになります。
どうにも面接が上手くいかないときは、以下のような便利アイテムで自分の持ち物を改善してみましょう。
折り畳み傘・雨具
突然の雨に対応するためにも、折り畳み傘や雨具は需要な持ち物となります。
仮に天気予報が低い降水確率だったとしても、万が一に備えて面接当日は雨対策を行っておくことがおすすめです。
もし面接に向かう途中に雨が降ってしまうと、雨宿りで遅刻してしまったり、髪や服が濡れてしまったりするでしょう。
たとえ仕方のないことだとしても、バイト先からすれば多少なりともあなたへの印象が悪くなってしまう可能性があります。
そんな最悪のケースを防ぐためにも、天気があやしいときは折り畳み傘や雨具を準備しておきましょう。
地図
面接の現場に行くのが初めての場合は、地図を準備して迷わないための対策を行っておきましょう。
特に実際に働くバイト先と面接の場所が違うときは、念を入れて地図を持っておくことがおすすめされます。
自分の位置と目的地がわかるのであれば、紙の地図でもスマホの地図でもOKです。
使いやすい地図を1つ用意しておけば、その後もさまざまなタイミングで活かすことができるでしょう。
ハンカチ
エチケットとしてハンカチを準備しておくことは、面接時の印象を良くすることにつながります。
手洗いやちょっとした汚れをふきとるのはもちろん、顔や体に汗を残さずに済むのもポイント。
特に夏場の面接時は、さわやかさを保つためのハンカチを1枚持ち物に入れておきましょう。
ティッシュ・ウェットティッシュ
ティッシュやウェットティッシュもまた、面接時にあると便利な持ち物となります。
持っておいて損はしないので、あらゆる事態に応用できるティッシュ系はぜひ持ち物に採用しておきましょう。
花粉症や鼻炎などに悩んでいる人は、面接時の集中力を削がないためにもティッシュの準備が欠かせなくなるかもしれません。
手鏡
身だしなみは、バイトの面接において重要なポイントとなります。
そのため常に自分の状態を確認できる鏡も、ぜひ持ち物リストに加えておきましょう。
髪の毛や服装の乱れは、面接時の印象を左右してしまいます。
少しでも自身の良さをアピールするためにも、鏡を使って見た目を万全な状態に保つことを心がけてください。
胃薬・常備薬
面接の緊張はときとして、体に変調をきたすこともあります。
体調不良を理由に不合格となるのはもったいないので、あらかじめ胃薬や常備薬は準備しておくといいでしょう。
普段から使っている薬があるのなら、面接のような大事なときこそ忘れないようにしましょう。
メイク用品やヘアワックス
どれだけ万全に身支度を整えても、面接会場までの道のりで髪やメイクが乱れてしまうことはありえます。
そんなときのためにも、メイク用品やヘアワックスは持ち歩いておくことがおすすめです。
見た目の第一印象は面接の合否を決める重要なポイントなので、なるべく高いレベルを維持できるように心がけていきましょう。
ストッキングの替え
女性の場合はストッキングの替えがあると、安心して面接を受けることができます。
伝線したストッキングを着用していると、採用担当者によってはマイナスに受け取られるかもしれません。
余計なマイナス点を作らないためにも、最低限の予備はあらかじめ持ち物にふくんでおきましょう。
ミネラルウォーター
面接の緊張や移動の疲れによって、急にのどがかわく可能性はあります。
ハキハキとした受け答えができるように、口を潤すミネラルウォーターも準備しておいてください。
面接の場所で飲むことを考えると、ジュースなどよりもミネラルウォーターの方が相手に与える印象は良くなるでしょう。
バイト面接に持っていかないほうがいいもの
ここまでは面接に必要な持ち物をご紹介してきましたが、世の中には面接に持っていかない方がいいものも存在します。
たとえそんなつもりがなくても、相手が悪い印象を持つ可能性がある持ち物は、なるべくなくすべきでしょう。
特に以下のような持ち物は、意識して面接の場に持ち込まないように注意してください。
ストラップがたくさんついた携帯電話
おしゃれやオリジナリティを出すには最適かもしれませんが、ストラップがたくさんついた携帯電話は面接の場にふさわしくありません。
面接に持ち込む場合はすべて外して、余計なものが目立たないように注意しましょう。
同じようにカバンにつけたストラップや、派手なアクセサリーも控えた方がいいですね。
大きなケースのスマートフォン
大きくて派手なスマートフォンケースも、人によってはあまり良い印象を持たれない可能性があります。
面接中には電話番号やLINEの連絡先を教えるためにスマホを取り出すこともあるので、なるべくならケースなどは外しておきましょう。
大きなケースは持ち物がかさばる原因にもなるので、すっきりとさせるためにも面接時は自宅に置いておくことをおすすめします。
明らかに面接に必要ないもの
たとえば面接帰りに友だちと遊ぶための、もしくは趣味を楽しむための持ち物は、明らかに面接の場に必要のないものです。
そういったものを持ち込むと、採用担当者にとってはバイトへの真剣さを疑わないわけにはいかなくなるでしょう。
どうしても面接以外の用事があるのなら、関係ない持ち物はロッカーに預けるなどの対応が必要となります。
面接に全力を投入していることをアピールするためにも、余計な荷物は持ち込まないようにしてください。
バイトの面接にはどんなカバンで行けばいい?
バイトの面接に必要な持ち物を運ぶカバンも、慎重に選ぶ必要があります。
いいかげんなカバンで挑むと、せっかく他の部分が完ぺきでも、面接の結果に悪影響が及ぶかもしれません。
ここまで持ち物にこだわったのなら、最後に最適なカバンを見つけて、面接の準備を万全なものとしましょう。
自立するものがオススメ
面接の際には、多くの場合カバンは床の上に置くことになります。
自立するカバンであれば床に置いても不格好にはならないので、なるべくしっかりとした底のあるカバンを選ぶといいでしょう。
倒れて中身が飛び出る危険も少なくなり、上着を上に置くこともできるため、実用性を考えても自立するタイプのカバンはおすすめです。
履歴書など書類を折らずに入れられるバッグがGOOD
あまりに小さいカバンや折りたたむタイプのカバンでは、履歴書をきれいなまま持ち運ぶのが難しくなります。
履歴書が折れないサイズ感や形を基準として、面接用のカバンを選ぶといいでしょう。
折れた履歴書では決して好印象を与えることはできないので、合格のためにもカバンから面接向きのものを選ぶのがコツです。
基本的にはリュックサックでもOK
面接時はリュックサックのようなカジュアルなカバンでも、特に問題はありません。
もちろん最低限の清潔感や落ち着いた色味などは求められますが、リュックサックしかない場合はそのまま利用してもOKです。
リュックサックを使う場合は服装もそれに合わせて、不自然にならないように注意しましょう。
スーツで行く場合はビジネスバッグ
面接時にスーツで行く場合のカバンは、ビジネスバッグ一択となります。
間違ってもスーツにリュックサックのような、ちぐはぐなかっこうはしないようにしましょう。
面接時の印象を良くするには、服装からカバンまでをふくんだトータルコーディネートが重要となります。
スーツで行くことになったのなら、それにふさわしいカバンを準備するようにしてください。