すぐにお給料が欲しいから日払いのアルバイトをしたのに、支払いは別の日だった!なんて経験をしたことはありませんか?
実は似ているようでまったく意味の違う「日払い」と「即日払い」。
アルバイトをする前にそれぞれの特徴を知って、かしこくお給料を受け取りましょう。
アルバイトでよく耳にする「日払い」という言葉を、「働いたその日のうちにお給料がもらえるお仕事」だと思っている人は多いですよね。
日払いなのだから当日にお給料が振り込まれると考えるのは、当たり前のことだと思います。
しかし、日払いは必ずしも「当日にお給料がもらえる仕事」というわけではありません。
日払いとは別に「即日払い」というお仕事があるということがその理由です。
お給料がその日すぐに欲しいのであれば、日払いと即日払いの違いを知っておくことが重要です。
今回は、日払いと即日払いの違いを説明し、お仕事をする前に確認しておきたいポイントを紹介します。
それぞれの言葉の意味をしっかり理解し、自分の思った通りにお給料をゲットしましょう。
本当に日払いはその日にお給料がもらえるの?
「日払い=その日のうちにお給料がもらえる」
そう思っている人は多いのではないでしょうか。
しかし、日払いで募集しているからといって、お給料の受け渡しがその日のうちに行われるとは限りません。
すぐもらえるつもりで働いたのに、ガッカリする可能性も……
まずは日払いというシステムの理解と、似たような言葉として耳にする「即日払い」について学びましょう。
日払いと即日払いは違う
日払いとは、アルバイトを募集する企業側が「締め日を1日単位に設定したお仕事」を意味します。
つまり、支払われる金額がその日のうちに決まるというだけで、お給料をそのまま当日中に受け取れるとは限らないということなのです。職場によって翌日払いのこともあれば、翌週まで待たされることもあります。
また、別の日にお給料を受け取るので銀行口座の提示などが必要なケースもあります。直接手渡しでお金を受け取れるとは限らないため、その点も注意しておきましょう。
日払いバイトだからといって、「その日のうちにお金をもらって、帰りに使おう!」というのは難しいかもしれません。
一方で「即日払い」のアルバイトは、バイトの終わったタイミングでお給料を受け取ることができます。即日払いは、東京などの都会に多いシステムです。
「急だけどすぐに働ける人が欲しい!」といった職場がよく採用しています。日払いとは違って、働いたその日にお給料がもらえるのがうれしいですね。
その日にお金が必要な場合は、アルバイトの求人詳細にどちらが書いてあるかしっかりチェックしておきましょう。
すぐにお金が必要なら即日払いを選ぼう
すぐにお給料が欲しい、急な出費で現金が必要、そんなときは即日払いのバイトを選びましょう。
家賃を払わないと大変、電気代を払えなくて停止予定のハガキが届いた、付き合っている人の誕生日が近いなどすぐに現金が必要な場面はたくさんあります。
即日払いならお仕事のすぐ後にお金がもらえるので、その日から自由に使うことができます。
銀行振り込みだけでなく、手渡しでお給料を得られることも多いです。もらった後は電子マネーにチャージしたり、その足でプレゼントを買いに行ったり、もちろん貯金したりしてもOK!
そんな即日払いのバイトについて注意しておくべきポイントがあるのでご説明します。
事前に確認しておくこと
スムーズにお仕事を行い、お給料をもらうためにも、応募前に確認する項目を知っておきましょう。
持ち物をしっかりチェックする
日払いや即日払いのアルバイトには、そのシステムだからこそ必要な持ち物があります。事前に持ち物を確認して、忘れないように備えておきましょう。
まずお給料の受け取りに必要なのが「ハンコ」です。
お給料を渡したことを企業側が証明するために、ハンコによる確認が必須となります。
ハンコの押印ができないとお給料を受け取れない可能性もあります。その場合は後日再びアルバイト先に行かなければなりません。
時間や交通費が余計にかかるので持ち物に記載があるときははハンコは必ず持っていきましょう。
他にも筆記用具や、免許証などの身分証明書が必要になる場合もあります。その場で何かを記載したり、応募した本人であることを確認するためです。
基本的にはアルバイトの応募時に「必要な持ち物」を教えてもらえます。しっかりとメモを取って出勤当日には忘れものがないようにしましょう。
最悪の場合、持ち物がないことを理由に働けなかったり、取りに帰らなくてはいけなかったりもします。せっかく日払い・即日払いのお仕事に応募したのですから、お仕事以外で余計な手間がかかることのないようにしておきましょう。
交通費がでるかどうか
日払いや即日払いの際に重要なのが、交通費の有無です。交通費がでるかどうかは、必ず事前に確認しておきましょう。
もし交通費がでない場合、往復の移動費がそのままお給料からマイナスとなります。
交通費がでないと、受け取る額が自分が考えていたよりも少なくなる可能性もあります。
そういったお仕事の場合、自宅から職場まで行くのにどれくらい交通費かかるのか事前に確認して応募しましょう。
交通費が支給されるお仕事でも上限が決まっている場合もあります。職場までの距離によっては、全額支払われない可能性もあります。
自宅からの距離と移動にかかる金額を計算して、交通費がどこまで出してもらえるのか応募のときに確認しておきましょう。
場所を事前に確認しておく
日払いと即日払いのアルバイトをする際には、集合場所をしっかり確認しておきましょう。アルバイト先がわからないと、当日になって慌てることになります。
現場が離れていてバイトが集まってから車移動するお仕事の場合、遅刻してしまうと働くこと自体ができなくなったりします。
日払いや即日払いのアルバイトの職場は、ふだんあまり足を運ばない場所のときもあるので、道に迷うことも多いです。
一回限りのバイトなので事前にしっかり場所をチェックして遅刻によってバイト先に迷惑をかけないようにしましょう。
まとめ
アルバイトでよく耳にする日払いの意味が、意外なものであったと感じる人も多いかもしれません。この機会に改めて「日払い」と「即払い」の違いを確認しておきましょう。
日払いと違って、即日払いであれば確実にお給料をその日のうちに受け取れるのが魅力です。
どうしてもすぐにお金が必要なら、即日払いのお仕事を優先して探してみましょう。