街なかでよく目にするティッシュ配りのバイトですが、実際に働くとなると、「ノルマはあるのか」や「どんなスケジュールで働くのか」など不安なことも多いと思います。この記事では、ティッシュ配りのバイトの知ってるだけで得するちょっとしたコツや、実際働くうえでの気をつけておきたい点を解説します。

駅前や交差点でティッシュを受け取った経験が一度はありますよね? そんなティッシュ配りのバイトですが、配り終えるまで帰れなかったり、なかなか受け取ってもらえなかったりと大変そうなイメージを持っている人もいると思います。しかし休憩や労働時間がしっかりと決められていたり、工夫することで受け取ってもらえるティッシュの数を増やすことができたりと、とてもやりがいのある仕事です。この記事ではティッシュ配りバイトのちょっとしたコツやメリット・デメリットを紹介します

ティッシュ配りのバイトって?

ティッシュ配りのバイトは、広告のついたティッシュを配布して商品やサービスを宣伝するバイトです。ただティッシュを配るだけのバイトではありません。最初はうまくできないかもしれませんが、ちょっとしたコツひとつでいっきに受け取ってもらえるようになったりする、実は奥の深いバイトです。

そんなティッシュ配りのバイトの、1日のスケジュールや配るときのコツを説明します。

並木道の道路

ティッシュ配りバイトの1日の流れ

実際にティッシュ配りのバイトをする場合どんなスケジュールで働くのか、1日の流れを紹介します。

①まずは勤務の時間になったら指定された場所に集合します。集合場所は主に現場か事務所のどちらかです。

②集合して紙袋やダンボールに入ったティッシュを渡されたら、指定の場所で配布開始です。事務所に集合した場合は、ティッシュを持って配布する場所まで移動します。

③配り終えるか、終業時間になれば事務所に報告し終了です。

勤務時間が長い場合は途中で休憩をしたりします。終了の時間より前に配り終えたときは早く上がることができ、もらえる給料も減りません。たとえば、12:00〜17:00のシフトで16:00に配り終えたとしても5時間分の給料がしっかりもらえます。

ノルマはある?

ティッシュ配りのバイトと聞いてよく心配されるのがノルマです。実際、ノルマはないところがほとんどです。たとえあったとしても、1時間にこのくらい配ってくださいという目標程度です。もし目標に届かなかったとしてもペナルティや減給はありませんので、安心して働けます。

疑問を持っている女性

どうやって配ればいい?

全員が受け取ってくれないとはわかっていても、何度も断られ続けるとやっぱりつらいものです。しかしティッシュ配りのバイトは、ちょっとした工夫をするだけで受け取ってもらえる確率がぐっと上がります

まずは好印象を与える

ティッシュ配りでまず必要なのが愛嬌です。声が小さく愛想のない人から受け取りたいとはあまり思わないですよね。最初に好印象を与えるだけで、受け取ってくれる人はかなり増えます。

相手が受け取りやすい状況をつくる

相手が受け取りやすいように渡すことが重要です。急に背後から話しかけても相手を驚かせてしまいます。ゆっくりと相手の進む方向に合わせて渡すのがポイントです。また相手の手がふさがっていない方の手元に差し出すなど、相手の立場になって工夫することで相手も気持ちよく受け取れます。

受け取ってくれそうな人を選ぶ

受け取ってもらうためには、どんな人に配るかも重要です。失敗を恐れず、とにかくたくさんチャレンジすることも重要ですが、通行人の中でどの人が最も受け取ってもらえるかを見極める力も必要です。たとえば、くしゃみをしている人や鼻をすすっている人は受け取ってもらえる確率が高いです。逆にセカセカと急いで歩いている人や両手がふさがっている人に渡そうとしてもなかなか受け取ってもらえません。

鼻をかんでいる女性

渡しやすい場所を選ぶ

指定された範囲の中で、どこで配るかも非常に重要なポイントです。赤信号待ちで止まっている人は渡しやすいので、横断歩道の手前がおすすめです。また、待ち合わせによく使われている場所の近くなども配りやすいスポットです。

相手どんな状況だと受け取りやすいかを考え、笑顔を忘れず、断られてもすぐに気持ちを切り替えることがティッシュ配りの成功率を上げる秘訣です。

今あげたコツ意外にも、自分流の配り方を見つけるのもティッシュ配りの楽しさのひとつです。なかなか上手くいかない場合は先輩にコツを聞いてみるのもひとつの方法です。慣れるまでは大変ですが、だんだんできるようになると楽しさもより感じられるバイトです。

ティッシュ配りのバイトがオススメな理由

一見単純な仕事に見えるバイトですが、ティッシュ配りだからこそのメリットもあります。

好きなときに働ける

ティッシュ配りのバイトは基本的に2時間〜5時間程度です。拘束時間が短いので、すきま時間を活用して効率よく稼ぎたい学生や主婦にもおすすめのバイトです。

女性三人が談笑している

コミュニケーションスキルがつく

ティッシュ配りのバイトでは、初対面の人にほんの短時間でアプローチをしなければいけません。相手に好印象を与える話し方や渡し方だけでなく、通行人の中でどの人なら一番受け取ってくれそうかを観察するスキルも必要です。

誰かと協力して仕事をする機会はありませんが、相手に良い第一印象を与えるスキルや観察力が身につく魅力的なバイトです

創意工夫ができる

ティッシュ配りバイトの魅力といえば、なんといっても創意工夫できるところです。慣れない内はなかなか受け取ってもらえず、心が折れそうになるかもしれません。そういったときは、先輩のマネをしてみたり、自分なりに工夫してみたりすることで徐々にできるようになります。前回よりも1時間早く配り終えるなど、成果が明確に現れるのもモチベーションアップにつながります。わかりやすく自分のスキルアップを体感したい方には非常におすすめのバイトです。

当日払いもできる

ティッシュ配りのバイトは単発や短期のバイトが多いので、働いた分の給料がすぐに手元に入るのも魅力のひとつです。急な出費が重なって今すぐお金が欲しい人や、長期休みを利用して稼ぎたい人におすすめのバイトです。

ポケットに財布が入っている

ティッシュ配りのバイトのデメリット

とてもメリットの多いティッシュ配りのバイトですが、もちろんデメリットもあります。

足腰が疲れる

ティッシュ配りのバイトはずっと立ちっぱなしなので、肉体的に疲れることが多いです。数時間ずっと動きながら配り続けるので、足腰の負担は大きくなります。あまり受け取ってもらえない日や、いつもより人が少ない日は、ティッシュがなかなか減らないので時間の経過が遅く感じたり、精神的にも疲労するでしょう。

暑さ寒さがつらい

ティッシュ配りは、非常に天候に左右されやすいバイトです。夏は暑く冬は寒いので、時期によって働きやすさが変わるデメリットがあります。駅ナカやショッピングセンターなどの屋内でティッシュ配りをする募集があれば狙い目です。

マフラーと帽子をしている女性

まとまって稼げない

ティッシュ配りのバイトは短時間・短期間の募集が多いので、まとまって稼ぐことは難しいです。また雨の日はティッシュが濡れてしまうので、雨天の日はティッシュ配りはできません。そのため連日の雨で「予定していた収入より少なかった」ということもあります。ティッシュ配りだけで生計を立てるのはなかなか難しいので、掛け持ちや急な出費に対応するためのおこづかい稼ぎとして働くことをおすすめします。

まとめ

「自分だけ全然受け取ってもらえなかったらどうしよう」、「実際はノルマが厳しいんじゃないか」などといったマイナスなイメージを持たれがちなティッシュ配りのバイトですが、コツさえ掴めば初心者でも始めやすく、工夫次第ではどこまでも自分で楽しさを見いだせるバイトです。自分のスキルアップを感じたい人やすきま時間を利用して効率よく稼ぎたい人におすすめのバイトです。是非一度求人をチェックしてみてください。

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