人気の理由を徹底解説！イベントバイトのメリット・デメリット

「お金をもらいながら大好きな歌手の歌声が聞ける！」とイベントのバイトに憧れはあるけれど、「実際は力仕事ばかりで大変なのでは……」と、不安に思う人も多いのではないでしょうか？　　しかしイベントのバイトといっても種類は様々で、もちろん力仕事ばかりではありません。この記事を読めば、イベントバイトの仕事内容やメリット・デメリットがわかります。イベントが好きな人や興味がある人は是非参考にしてみてください。

イベントのバイトは、大勢の人が集まるイベントが安全かつスムーズに行われるように、会場の設営や観客の誘導などをする裏方の仕事です。イベントの雰囲気を体感できて、給料が高いことから学生を中心に人気の高いバイトです。

イベントといっても、コンサート・スポーツの試合・花火大会・セミナーなど種類は多岐にわたります。夏祭りやクリスマスマーケットなど、夏や冬は特にイベントが多いので長期休みを利用して稼ぎたい人にもおすすめです。

イベントスタッフは大きく分けて「設営・撤去」と「運営」の2種類があります。どれもイベントをおこなう上で重要な仕事ですが、種類によって業務内容や求められるスキルが異なります。

イベントスタッフには、会場の設営・撤去、案内、物販、警備、チケットのもぎりなどの仕事があります。基本的には当日これらの仕事のどれかが振り分けられます。

会場の設営・撤去は、イベントが始まる前と終わった後に機材を運んだり、テントを組み立てたりする仕事です。力仕事がメインの業務なので男性に割り当てられることが多いです。会場の設営は時間に追われながら作業することもありますが、撤去の場合は早く終わればその分早く帰ることもできます。そのため、いかに効率よく作業をこなすかが重要になってきます。

案内・物販・警備・チケットもぎりの仕事は、観客と接する機会の多い仕事です。コンサートなどの場合、どこに配属されるかによって歌声が生で聞こえるかや実際に見ることができるかなどが影響します。運が良ければ、「自分が好きな歌手が歌っている姿を間近でみることができた」ということもあるでしょう。

どの仕事も基本的にリーダーの指示に従って動くので、イベントバイトの経験がない人でも気軽に安心して働けます。

イベントバイトのスタッフは、20代〜30代の男女が多いです。コンサートやスポーツの試合などのイベントは週末に開催されることが多いので、週末に働くことが基本になります。そのため平日は勉強で忙しい学生や主婦でも、空いた時間で稼ぐことができます。

イベントバイトには様々な種類がありますが、ある程度そのイベントの種類に興味のある人が集まる傾向があります。音楽関係のイベントには音楽好きが多く、スポーツ関係のイベントにはスポーツ好きのスタッフが多いです。

イベントバイトでは幅広い年齢層の人が働いていますが、なかでも若い年齢層の人から高い人気があります。イベントバイトが若い人たちの間で人気の理由を紹介します。

イベントバイトは、かなり出会いの多いバイトです。イベントバイトは基本的には単発のバイトなので、毎回初対面の人たちと協力して仕事をすることになります。さらに他の単発バイトに比べてスタッフの人数が多いので、その分多くの人と出会うきっかけがあります。

さらにイベントバイトは共通の趣味を持っている人と出会いやすいバイトでもあります。「自分の好きなサッカーチームのイベントで働いていたら、同じサッカー好きの人と友達になれた」ということもあります。そのイベントに興味のある人がたくさん働いているので、自然と共通の趣味を持っている人と出会えるということです。

イベントバイトが人気の理由のひとつに給料が高いことがあげられます。

イベントバイトの平均時給は1000円前後とかなり待遇がいいです。他のバイトと比べて試用期間がないので、最初から高時給で働けるのは嬉しいポイントです。勤務実績によっては給料が上がることがありますので、ベテランになるとかなり待遇がよくなります。

イベントバイトは、時給制ではなく日給制を設けていることも多いです。撤去が早く終われば、給料は変わらないのに早く帰れるラッキーなこともあります。

イベントバイトの魅力といえば、やっぱり好きなイベントにスタッフとして参加できることではないでしょうか？　好きな歌手を間近で見れたり、大物芸能人に遭遇したりするのは嬉しいポイントです。また、表舞台を演出する裏方の努力を体感できるのもイベントバイトならではの魅力です。イベントスタッフは働きながら普段絶対にできないような体験が得られる、素敵なバイトです。

イベントのバイトは髪色が自由なところが多いです。イベントの雰囲気によっては派手すぎる髪色は断られるかもしれませんが、茶髪程度ならOKなところが多いです。

とても人気の高いイベントバイトですが、肉体的に疲れたり忙しい時間があるなど、もちろんデメリットもあります。

イベントバイトの中でも、設営は力仕事が多いです。テントの組み立てや機材の搬入など、かなり重たい荷物を持ち運びます。何度もイベントのバイトを経験して要領よく作業できるようになれば、無駄な体力を使いませんが慣れるまでは肉体的に疲れるでしょう。

イベントのバイトは単発の仕事がほとんどなので、毎回初めての職場で働くことになります。そのため観客の問い合わせに上手く答えられなかったり、なにか問題があったときに上手く対応できなかったりします。特に広いイベント会場だと、いざというときに相談する仲間や助けてくれる先輩が近くにいない場合があります。インカムなどが用意されている職場も多いので集合時に業務中の連絡手段を確認しておきましょう。

イベントの開場前や１部と２部の間の作業などは時間との戦いです。イベントの開始時間を遅らせるわけにはいかないので、時間が迫ってくるとどうしても現場の雰囲気が重くなることもあります。その分みんなで協力してイベント開始前に設営が終わったときや、物販で長蛇の列をさばくことができたときなどは、非常にやりがいを感じる瞬間でもあります。

好きなイベントにスタッフとして参加できたり、共通の趣味を持つ友達との出会いがあったりと、若い年齢層の人にとっては嬉しいポイントの多いバイトです。

またイベントのバイトは、いつも観客として参加していたイベントがたくさんの人の協力の下で成り立っていることが実感できます。音楽やスポーツなどのイベントが好きな人にとっては、自分の好きなものの近くで働けるとても魅力的なバイトです。自分の好きなイベントの募集がないか是非チェックしてみてください。