「漫画読み放題なの?」「楽なバイトとは聞いたけど、実際はどうなの?」
この記事ではネットカフェバイトの仕事内容やメリット・デメリットを紹介します。ネットカフェのバイトに興味のある人は是非参考にしてください。

ネットカフェのバイトについて、どのようなイメージを持っていますか?「楽なバイト」や「漫画が読み放題」などプラスの印象もあれば、「ブースの清掃が大変そう」や「マナーが悪いお客さんとのトラブルが多そう」などのマイナスなイメージを持つ人もいると思います。

この記事ではネットカフェバイトの具体的な仕事内容、メリット・デメリットを紹介します。

ネットカフェバイトの仕事内容

ネットカフェ

ネットカフェではインターネットを楽しんだり、漫画や雑誌を読んだりすることが出来ます。ドリンクバーや軽食が提供され、お店よってシャワーを浴びたり、アニメや映画を鑑賞したり、ダーツやビリヤードをしたりと様々なサービスを楽しめます。

ネットカフェバイトの仕事は、そのようなお客様が快適に過ごせる空間をつくることです。そのために、スタッフはお客様が利用するところを清潔に保ったり、不快にさせない接客をすることが大切です。またお客様からの質問やクレームに柔軟に対応する力も必要です。

そんなネットカフェバイトでメインとなる業務は、フロント・清掃・調理です。

フロント

フロントの業務はお客様が入店する際のプランや利用方法の説明、退店する際のレジ対応です。レジの操作やプランの説明に最初は苦労するかもしれません。しかし先輩が教えてくれたり、レジも簡略化されているので慣れれば難しい仕事ではありません。

清掃

清掃の業務はお客様が退店した後のブースやシャワールーム、トイレやマッサージチェアなどの共用部の掃除です。お客様が退店したらブースの椅子や机を片付けて消毒し、ゴミを回収します。なかには持ち込んだ漫画や雑誌をそのまま置いて帰るお客様もいるので、元の棚に戻さなくてはいけないこともあります。

調理

調理の業務は、お客様からオーダーがあった料理を提供する仕事です。基本的にはレンジで温めたり、フライヤーで揚げたりと簡単な調理ばかりです。きちんとマニュアルが用意されているので、料理経験がない人や苦手な人でも安心して働けます。

その他のお仕事

ドリンクバー

その他、PCの使い方がわからないお客様にPCの使い方を説明したり、ドリンクバーのドリンクを補充したりします。なかにはネットや漫画以外にカラオケやダーツ、ビリヤードなどが楽しめる店舗もあります。そういった店舗では清掃する場所が多くなったり、覚えなければいけないプランなども変わってきます。

ネットカフェのバイトでは、業務ごとに担当を決めるのではなく、臨機応変に対応できる人がその仕事をします。そのため、どれか1つだけができればいいわけではなく、全ての業務をこなす必要があります。どれも簡単な業務ばかりなので、すぐに慣れますがスタッフ同士で連携を取り合って働きます。

ネットカフェバイトのシフト

ネットカフェバイトのシフトは基本的に朝・昼・夕・深夜の時間帯にわけられます。

朝は夜に利用したお客様の退店が多くなりますので、レジ業務が忙しくなります。その時間を乗り切れば昼間は比較的余裕のある時間が続きます。

夕方は仕事帰りのサラリーマンや放課後の学生などが多くなります。利用者が多くなる夜のピークタイムは、料理の注文やシャワーの清掃など、やることが特に多くなる時間帯です。

深夜の時間帯は、0時頃に終電に乗り遅れたお客様や旅行客が殺到します。深夜〜早朝のお客様が就寝される時間は、受付や注文も減りますので、余裕のある時間帯になります。

深夜手当のある時間は、給料が25%アップします。そのため、たくさん稼ぎたい人には深夜のシフトは特にオススメです。

深夜手当とは、労働基準法で定められており、22時〜翌朝5時の時間は通常の賃金に25%上乗せして賃金を支払うことが義務付けられています。
法定労働時間と割増賃金について教えてください。

ネットカフェバイトのオススメポイント

ネットカフェのバイトはバイト経験がない人にもオススメで、幅広い年齢層に人気があります。そんなネットカフェのバイトがオススメな理由をご紹介します。

静かな環境で働ける

静かな環境で働ける

ネットカフェは、お客様がリラックスしてくつろぐ空間です。そのため店内が騒がしいこともありませんし、大きな声で接客をする必要もありません。清掃や調理などの仕事も基本的に1人でこなしますので、1人で黙々と作業することが多いです。

ネットカフェのバイトも接客の仕事ですが、居酒屋やアパレルなどに比べれば人と接する時間は少ないです。静かな環境で働きたい人や人とコミュニケーションを取るのが苦手な人にはかなりオススメです。

シフトに融通がきく

多くのネットカフェは年中無休・24時間営業なので、自分が働きたい時間に働けます。店舗によってはシフトが1週間毎に組めたり、短時間での勤務が可能だったりするので、普段家事で忙しい主婦や学校に通う学生でも、効率的に稼ぐことができます。

余裕がある時間帯はのんびりすごせる

人の出入りが多い時間帯やランチ・ディナータイムはやることが多く、かなり忙しいネットカフェのバイトですが、それ以外の時間は余裕があり、肉体的にキツイ業務もあまりありません。

店舗によっては、休憩時間や暇な時間に置いてある漫画が読み放題な店舗もあります。漫画が好きな人にとってはかなり嬉しいポイントです。

趣味が似ている人が多い

趣味が似ている人との出会いが多いのも魅力の1つです。漫画やアニメが好きでネットカフェで働く人は多く、バイト同士で好きな漫画の話をしたり、プライベートでも遊べる友達との出会いにも繋がりやすいです。

ネットカフェバイトのデメリット

とても魅力的なポイントの多いネットカフェのバイトですが、ネットカフェならではの苦労やデメリットもあります。

場所によっては客層に癖がある

ネットカフェは、学生からお年寄りまで様々なお客様が利用します。場所によっては、癖のある利用客が多い店舗もあります。例えば駅近の店舗の場合は、飲み会で終電を逃してしまったお客様が酔った状態で利用されることもあります。

ネットカフェは接客の少ないバイトではありますが、クレーマー気質な人やお客様同士でのトラブルなど、なにかあった時には対応しなければいけません。自分では対応できないと感じた場合は決して無理をせず、先輩や社員に相談するようにしましょう。

覚えることが多い

1つひとつの仕事は簡単でも、数が多くなると大変になってしまいます。特にネットカフェのバイトは様々な業務に対応する必要があるため、覚えることが多いと感じる人もいます。

また漫画やインターネットだけでなく、1つの店舗でシャワーやコインランドリー、ゲームやカラオケ、ダーツ・ビリヤードまで利用できる店舗もあります。店舗が提供するサービスや設備が増えると、それに応じて覚える業務が多くなります。

まとめ

ネットカフェのバイトは、お客様が快適に安心して過ごせる空間を作ることが一番の仕事です。そのためにはお客様が使うものを常に清潔に保ったり、時には面倒なお客様の対応も求められます。忙しいピークタイムを乗り切れば、それ以外は比較的のんびり過ごせることが多いです。また、好きな漫画やアニメに囲まれながら仕事ができたり、同じ趣味の人と出会えたりすることも魅力です。ネットカフェバイトに興味のある人は一度どんな求人があるかチェックしてみてください。

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