大学生のバイト探しは3月が狙い目！入学前にアルバイトを探すメリットを解説

新しく大学生になる方にとって、資金計画は非常に重要です。

入学後は教科書の購入が必要になりますし、電車・バスでの移動も増えます。また、飲み会もたくさん開かれるので思いがけない出費がかさむことも。

入学前にアルバイトをしてある程度の資金を貯めておくと、大学入学後に気持ち良いスタートダッシュが切れます。

この記事を通して入学後に必要となる資金の目安や、入学前の大学生におすすめのアルバイトを抑えておきましょう。

実は3月が最もアルバイトに受かりやすく、シフトにも入りやすいタイミングです。

これから大学に入学する方にとって嬉しいニュースでしょう。まずは、なぜ3月が新入生がアルバイトを始めるベストタイミングなのか、詳しく解説していきます。

多くの新入生は春入学なので、大学生活は4月からスタートするケースが多いです。入学の直前に資金を貯めて準備するためには、3月にアルバイトを探しておくのがおすすめ。

3月は出会いと別れの季節と言われますが、つまり新入生がいる裏には卒業生も多く存在しているということです。

3月はアルバイトをしていた先輩の大学生が、卒業を機に退職するシーズンでもあるので、多くのお店が人手不足を解消すべくアルバイトの採用に動いています。魅力的なお店を見つけやすく、受かりやすいタイミングとも言えるので、3月からアルバイト探しを始めておけば、条件の良いアルバイト先を探しやすいのです。

大学入学後は様々な費用がかかり、出費管理をしっかりと行わないと手持ちがなくなってしまう可能性も。教科書の購入費用や交通費、飲み会代など、学費以外にもかかる費用は多く存在します。教科書代は学部や大学によって異なりますが、2万〜2、5万円ほどかかると見込んでおきましょう。

交通費や飲み会代については個人差が大きい部分ではありますが、入学後はオリエンテーションなどが開催されるため、ほぼ毎日大学へ通わなければなりません。また、サークルや同級生との飲み会に参加して交流を深めるのも大切なことです。無理して削ることはおすすめできません。

交通費や飲み会代として3万円以上は用意しておきたいところです。合計すると、5万円以上の余剰資金を用意して大学の入学を迎えるのが望ましいでしょう。これらの費用を捻出するためにも、入学前の3月にアルバイトを探しておくのがおすすめです。

先述したように求人数が多くなることも、3月にアルバイトを探すメリットです。

母数が多ければ自分に合ったアルバイト先を探しやすくなりますし、同じように新しくアルバイトを始める仲間も作りやすくなります。すでに完成された雰囲気の中に飛び込んでいくのは大きなストレスがかかるものですが、同じような仲間がいれば仲良くなりやすいですし、なによりワクワクしますよね。

3月にアルバイトを探すことで、大学の外でも仲の良い友人を作ったり、大学では出会えない人と出会えたりというメリットがあるのも魅力です。

大学生は時間に余裕があるので、アルバイトをする方が非常に多いです。そのため、大学生に人気の高いアルバイト先はすぐに埋まってしまい、募集が早々に打ち切られてしまうことも。

入学直後にアルバイトに応募すれば間に合いますが、入学後のバタバタしている時期に新たなアルバイトを始めるのは大きなストレスがかかります。

3月という早い時期にアルバイトに応募することで、人気の高いアルバイト先にも応募しやすくなりますし、入学後も落ち着いて生活を送れるようになるでしょう。

ここからは、大学入学前に決めておきたいアルバイト先として、人気の高い3職種についてご紹介します。

オシャレな雰囲気の中で楽しく働けるとして人気殺到のカフェバイト。コーヒーやスイーツ、料理が好きな方にとっては、好きなものに囲まれながら楽しく働けるので非常におすすめです。

また、コーヒーや調理の知識も身につけられるので、アルバイトの経験を他に活かしたいと考えている方にとっても魅力的なお仕事となるでしょう。

工場内などで作業を行う軽作業のアルバイトも大学生から人気の高い職種です。シフトの融通を利かせやすく、高時給なことが魅力ですが、やはり条件の良いところは入学式から時間が経てば埋まっていってしまいます。

3月の時点で条件の良いアルバイト先を探して応募しておくのが良いでしょう。

居酒屋のアルバイトも大学生から高い人気を誇っています。

元気よく朗らかな雰囲気の中で働けるうえ、同じ年代の仲間たちとすぐに仲良くなれるのが特徴です。お店にもよりますが、社員さんやお客さんとの距離が近く、年上の方と関わる機会もたくさん訪れます。社会経験を積みながら同世代の仲間と楽しく働きたい方にとって、居酒屋のアルバイトは夢中になれるお仕事です。

異性との出会いも多いので、彼女や彼氏が欲しい方にはぜひおすすめしたいアルバイトのひとつ。もちろん、アルバイトにも学業にも支障を来さない程度に楽しむのが大切です。

3月からアルバイトを始める場合、多くの方は春休みと重なっているのでほぼ自由にアルバイトのシフトを組むことができます。しかし、入学後は学校に行ったり他の予定が生まれたりと、いろいろな制約が生じるものです。ここからは、入学後に気をつけたい注意点について紹介します。

「3月は学校がなかったのでフリーでシフトを組めていたけれど、4月からは学校が始まるからシフトを減らしたい…！」という大学1年生は少なくありません。

もちろん優先させるべきは学校のイベントや講義、新しくできた友人との時間でしょう。新生活の歯車をうまく回すためにも、4月からはシフト調整にも気を配るのが大切です。

あらかじめ「4月からは学校が始まるのでシフトを調整してもらいたいです」と伝えておくとスムーズなので、シフト作成の担当者に伝えておくようにしましょう。

新入生歓迎会や講義のスケジュールが分かった時点で入れる曜日と入れない曜日を決めておくと、アルバイトと学校、遊びのバランスが取りやすくなるので、重要な予定からカレンダーに記入するなどして、早めにスケジュールを立てるよう心がけることをおすすめします。

大学入学後の講義は教養科目や必修科目が多く、自分が勉強したかった内容に触れられないことも少なくありません。

「講義がつまらないからアルバイトに時間を使おう」と考えてしまわないように、出席日数や友人との関係性なども含めて自分に合ったスケジューリングを行うのが大切です。

1年生のうちになるべく多くの単位を取得して、大学生活の後半に余裕を持たせておけば就活や院試に時間を割きやすくなるので、初年度にアルバイトに明け暮れないよう気をつけましょう。

大学生でいられる4年間は、多くの方にとって人生でも最もたくさんの時間が使える期間です。

遊ぶこともとても大切ですが、もっと大切なのは有り余った自由をどのように使うか、自分で決めていくこと。

大人になってからは時間だけでなくお金やその先の人生についても全て自分で決めなければなりません。その練習をする期間として大学生活を活用し、アルバイトや学業、遊び、イベントなどの予定をうまくこなしながら満足のいく時間を過ごしてくださいね。