カフェのバイトと言っても、個人店とチェーン店では業務内容やお店の雰囲気などが異なります。この記事では個人店とチェーン店の働き方の違いや、カフェバイト自体のメリット・デメリットをわかりやすく解説します。
カフェはおしゃれなバイト先として、学生を中心に人気のお仕事です。しかし実際働いてみると「思っていた雰囲気と違っていた……」なんてこともあるかもしれません。
カフェといってもお店によって雰囲気や業務内容は異なります。バイト先選びに失敗しないためにも、これからカフェのバイトにチャレンジしてみたいという人はこの記事を是非参考にしてみてください。
カフェバイトって具体的に何するの?
なんだか楽しそうでキラキラしているイメージのあるカフェのアルバイトですが、具体的にはどのような仕事をするのでしょうか。
カフェには大きく2種類あります。スタバやタリーズなどの全国に店舗を展開している「チェーン店」と古民家カフェなどの個人が経営している「個人店」です。
チェーン店と個人店では仕事内容やお店の雰囲気が異なりますので、これからカフェでのアルバイトにチャレンジしてみようと考えている方は、仕事選びの参考にしてみてください。
個人店とチェーン店
個人店のカフェとは昭和の香りのする純喫茶やこじんまりとしたおしゃれカフェなどの個人が経営しているお店のことを指します。そのお店のオーナーのコンセプトやこだわりが内装や什器などに強く反映されているのが特徴です。たとえば古民家をリメイクしてカフェにした「古民家カフェ」や、コーヒーにこだわった「レトロなイメージのある喫茶店」などは個人店であることが多いです。
個人店の一番の特徴はなんといっても自由に働ける点です。細かいマニュアルを設けていないところが多く、お店によってルールや規則も異なります。ルールに縛られず自由に個性を発揮しながら仕事をしたい人にはおすすめです。
個人店はチェーン店に比べて少人数でお店を切り盛りしているところが多いので、業務内容は、お客様を席に案内したり、コーヒーを淹れたり、新メニューを考案したりと幅広い経験ができるのが特徴です。
個人店にはオーナーのこだわりが溢れています。「コーヒーに詳しくなりたい」「こだわりのコーヒーを淹れられるようになりたい」と思っている人には、コーヒーにこだわりのあるオーナーがやっているお店でアルバイトすることをおすすめします。
一方チェーン店は、学生やサラリーマンなど幅広い年齢層のお客様に人気があります。全国に店舗を展開しており、駅前や都心部に多く見かけます。
チェーン店の大きな特徴は、採用人数が多く、マニュアルや研修がしっかりしている点です。そのためアルバイト初心者でも働きやすいといえます。
チェーン店は、接客を担当するホールスタッフやドリンクや料理を作るキッチンスタッフなど、業務内容が細かく分類されているお店が多いです。チェーン店は、幅広い年齢層のお客様が来店されます。立地のいい場所に出店していてコーヒー1杯の金額もリーズナブルなので、個人店に比べて忙しいです。そのため、たくさんの従業員を採用し、チームで分業してお店を切り盛りしています。
カフェで働いてみたいけどコミュニケーションが苦手な人はキッチンを担当したり、たくさんの人と接しながら仕事がしたい人はホールで接客など、チェーン店なら自分に合った役割が選択できます。
そのカフェのこだわり
カフェにはこだわりが詰まっています。特に個人店ではお店そのものがオーナーのこだわりの集大成と言ってもいいでしょう。
コーヒーの淹れ方ひとつにしても様々な方法があります。たとえば短時間でコーヒー粉に圧力を加えて成分を抽出する「エスプレッソ」やフィルターペーパーにコーヒー粉を入れ、お湯を注いで抽出する「ドリップ」などがあります。
また、個人店のカフェにはコンセプトにこだわったお店もあります。たとえば、オーナーが選んだ絵本が多く揃えてあるカフェやレトロな食器にこだわったカフェなどがあります。
どのようなお店が自分に合うのかわからない人は一度足を運んでみて、雰囲気を実際に肌で感じてみるのもいいでしょう。
カフェバイトがオススメな理由
カフェのバイトは若い世代を中心に、男女問わず人気が高いアルバイトです。
それでは、カフェのバイトが人気の理由をご紹介します。
コーヒーに詳しくなれる
カフェといえばやっぱりコーヒーではないでしょうか? カフェの看板メニューと言えるコーヒーにはそのお店のすべてが詰まっています。
アメリカンコーヒーとブレンドコーヒーの違いや、おいしいコーヒーの淹れ方など、コーヒーについての知識やスキルをたくさん身に付けることができるでしょう。これからコーヒーについて詳しくなりたい人やよりコーヒーの世界を深く知りたい人にとってもおすすめのバイトです。
おしゃれな場所で働ける
カフェで働いている店員さんっておしゃれな場所で働いていて、キラキラしているイメージありませんか?
カフェはコーヒーやケーキなどの料理だけでなく、雰囲気を楽しんでもらうために照明やディスプレイにもこだわっています。そんなおしゃれな場所で働くだけで、バイト時間が楽しくなったり、働いていることを友達にちょっと自慢できたりもします。
出会いがある
カフェではお客様だけでなくスタッフまで、たくさんの人との出会いがあります。特に従業員の多いチェーン店では懇親会などもあるので自分と年の近い仲間との出会いがたくさんあります。バイトでの価値観の合う同性異性との出会いは、一生の宝物になりますよ。
カフェバイトのデメリット
おしゃれでとても人気のカフェバイトですが、意外なデメリットもあります。
足が疲れる
カフェのバイトは立ち仕事が多いので、長時間立ちっぱなしの場合、足が疲れることがあります。特にお客様が少ない時間はやることもさほど多くないので退屈で辛いと感じる人もいるかもしれません。
ピーク時にはとても忙しい
カフェでのバイトは、土日祝日などのピーク時にはとても忙しいです。特にチェーン店は、駅前やショッピングセンターなど人通りの多い場所に出店しているので、休日や人が集まる時間帯はどれだけ機敏に作業しても追いつかないくらい忙しくなります。バイト終わりにはやり遂げたという爽快感もありますが、やはり大変なことには変わりないでしょう。
まとめ
カフェでのバイトはコーヒーに詳しくなれたり、おしゃれな場所で働けたり、とても魅力的な仕事です。
カフェバイトはときには忙しすぎて辛いと感じることもあるかもしれません。しかし仲間と助け合いながら働くことで、素敵な友だちができたり、チームでの動き方が身に付いたりします。きっと将来に役立つ経験ができるでしょう。この記事を読んで、「早くカフェで働いてみたい!」と思った人は実際にどんな求人があるのか確認してみましょう。